ボードゲーム・カードゲーム愛好家にはおなじみになったイベント
「ゲームマーケット」
について紹介したいと思います。
2000年から始まり、拡大を続けて、
現在は、東京で年2回、関西で年1回、開催されています。
いわゆる、同人 = 趣味の集まり 系のイベントですが、
アナログゲーム、というジャンルでは日本最大のものになっています。
全国規模のアナログゲームの展示会は、他にありません。
入場は有料(2017年は1000円)、会場では、新作ゲームの発表、試遊、購入ができます。
出展者は、サークルや個人から、企業まで幅広く、
オリジナルゲーム、輸入ゲーム、ゲーム用のパーツや、ゲーム愛好者向けのアイテムなど
幅広く扱われています。
同人系イベントの中で特徴的なこととしては、「参加者の層の厚さ、幅広さ」があります。
参加者は子供から年配者まで幅広く、
親子連れでも楽しめる子供向けゲームのブースやフリースペースなどが設けられています。
第1回2000年の来場者は約400人だったそうですが、年を追うごとに増え、
2016年には入場者が1万人を突破しています。
出展者も増え続け、ビッグザイトの広い展示会場の2ホールを埋めるまでになっていて、
2017秋からはついに2日間の開催となりました。
運営は日本でも有数のアナログゲームメーカーのアークライトさんで、
展示会の運営のほか、直営のゲームショップ「Role&Roll station」の出展もされています。
また、イエローサブマリンさん、メビウスゲームスさん、ホビージャパンさんなど、
全国級のゲームショップやメーカーさんも多数出展しています。
試遊エリアがたくさんあり、遊んでから購入ができるのも魅力です。
年齢にかかわらず楽しめるイベントです。
イベントの人気の高さを示していますね。
アナログゲームは、愛好家の行き着くところとして、
コレクター、ヘビープレーヤー
と合わせて
「ゲームメーカー、デザイナー」
という形があるのも特徴です。
趣味や遊びの世界の中では、売り物を自分でつくることのハードルは比較的低いことと、
ゲームを作ることがゲームプレイヤーにとって最高の遊びの一つでもあるためです。
面白いゲームがしたい → 自分でつくろう
ゲームシステムを考える → 上手くできると楽しい
デザインの好み → 自分でデザインしよう
ゲームが完成 → 仲間に楽しんでもらいたい
仲間も高評価 → 出展して多くの人へ
このように、ゲームづくりにはたくさんの楽しさがあります。
ゲームづくりの目標の一つが、ゲームマーケットへの出展となります。
ゲームマーケット開催に合わせて、ゲームをつくるというサークルも多くいます。
出展は、一番小さいブースであれば1万円もかかりません。
ビッグサイトのような大規模な会場で行われる展示会としては破格の安さといえます。
(事業系の展示会と比べて、数十分の1)
出展までのハードルの低さも、
ゲームマーケットが拡大している要因の一つといえそうです。
アナログゲームに興味のある人は、一度ゲームマーケットへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ゲームデザイナーへの道に、目覚めるかもしれません?!
ゲームマーケット2018春
2018年5月5〜6日
東京ビッグザイト 西ホール
入場料 1000円
ゲームマーケット概要:http://gamemarket.jp/about/