うのうさのうというゲームを作りました。

ゲームマーケット2019春に向けた新作づくりの中で、
メインとなるゲームではなく、サブゲームとして発表します。

 

ワード系ゲーム

これまでコロラボではいわゆるワード系のゲームを作っていませんでした。

ワード系ゲームとは、言葉のままですが、
「言葉を使ったゲーム」の事です。

しりとりやクイズなど、日常的に「言葉を使ったゲーム」はあふれています。

カードを使って、そういった言葉のゲームを行ないます。

ワード系のゲームでコロラボメンバーが好きなのは、
「私の世界の見方」と「インサイダーゲーム」です。
(他にもたくさんあります)

 

私の世界の見方

大喜利が楽しめるゲームです。
お題に対して、各プレーヤーは手持ちのカードを使って、面白くできれば勝利。
とにかく盛り上がります。
やったことがある人はみんな絶賛する秀逸なゲームです。

私の世界の見方/Urs Hostettler作

 

インサイダーゲーム

本当の答えを知っている人(インサイダー)を探すゲームです。
インサイダー自身も参加して、質問と回答を繰り返していきます。

面白いのは自分がインサイダーになった時です。
知らないふり、疑われないような質問と回答。
スリルと心理戦を楽しめる、アナログゲーム界で名の知られた秀作です。

インサイダーゲーム

 

ワード系のゲームは、プレーヤーの発想や言葉の選び方などによって、
ゲームの面白さが広がることが特徴です。

やる人によって、楽しさが変わってきます。

そのため、何度やっても新鮮な楽しさが味わえます。

頭をかなり使うため、がっつりやるとかなり頭が疲れます。

 

ボードゲーム仲間の集まりでは、
重めのボードゲーム、ライトなカードゲーム、そしてワード系ゲーム、
というようにローテーションしてやったりしていますが、
ワード系ゲームはその中でも外せないものになっています。

 

ワードゲーム「うのうさのう」

コンセプトは、右脳と左脳を使ったゲームです。

右脳といえば、形状やイメージ。左脳といえば、文字や数字。

それらを組み合わせて、ゲームになれば、というところからスタートしました。

 

記号を使ったカード

 

カードは、記号のカードと、言葉のカードを使います。

これらのカードをうまく組み合わせることに、
面白さが生まれるようにということを考えました。

試作をテストしてみると、意外と面白くなります。

ワードゲームは、プレーヤーの発想やアイデアを使うので、
ゲームをしながら、より面白いゲームアイデアが出てくるようです。

それらのアイデアをゲームのルールに盛り込んでいきます。

 

コロラボの特徴:カード両面活用、シンプルなルール

コロラボのゲームは、
ルールやコンポーネント(内容物)がシンプルでいながら、
深みのあるゲームをつくることを念頭に置いています。

そのポイントの一つが、カードの両面の活用です。

カードというのは、通常は一方の面にメインの内容があり、
反対の面は情報を載せないのが一般的です(カードの種類を示す程度)。

コロラボではこの暗黙のルールを壊して、
カード両面をメインにしています。

それ以外にも、ゲームルールの理解に時間がかからず、
すぐにゲームを楽しめるようなルール作りを工夫しています。

 

うのうさのうでも、コロラボの特徴を生かしたゲームに仕上げています。

 

 

ゲームマーケット2019春(5月25日土曜日)で公開

ゲームマーケットでは、
うのうさのうと、Blue Border(こちらがメイン)の2つの新作を公開します。

ぜひご期待ください。

 

コロラボ(ゲームマーケット)

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